【第1世代】98年~ 

2BEET氏が韻化帝国を設立。ネットライムが生まれる。

 

・韻化帝国にインスパイアされ、バスタストリート、火星というサイトが誕生。韻化帝国と併せて3大ネットライムサイトとして盛況を博す。その後、長らくネットライムの中心となるポータルサイト、歌詞hiphop(通称歌詞系)も誕生。

 

・ネットライム創成期はHIPHOPとの結びつきが色濃く、ライブシーン、現場の延長線上の位置付けでありあくまでメインは現場であるライマーが多かった。

 

 

【第2世代】02年~

・上記のサイトに加え、respect bboy(通称リスビー)、卍個性韻修道院卍(通称卍)等のサイトが誕生。ネットライムは第一次黄金期を迎える

 

・キングギドラや8マイル等の影響でヒップホップが世の中に認知されていき、それに伴いネットライム人口も増えていった。

 

・ネットライマー兼ネット音源勢も増えていく

 

 

《第2.5世代》04年~ 

・卍の流れを汲む、登録制サイトである押韻ホリックスにnuanuanua、ビッグコッタ等大手サイトが増えていく。

 

・ライマーが個人ホームページを持ち、中小のサイトが乱立していく。

 

・ライマー同士でクルーを組む事が流行。クルー対抗戦等も行われる。

 

・携帯主流の時代、ネットライムはより身近で手軽なものになっていく。 

 

 

・後に第二次黄金期となるSNSの先駆けであるmixiやモバゲーが徐々に台頭。

 

 

【第3世代】06年~ 

・ニコニコ動画等が流行り、音源勢と境界線が強まる

 

・第1.2世代が徐々に減少、世代入れ替わりが起こり始める

 

SNSの勢いが強くなり、時代は徐々に個人サイトからモバゲー、mixiGREEなどのSNSに移り変わっていく。

 

 

【第4世代】09年~ 

11年頃に第二次黄金期と呼べる隆盛が起こる。SNSを中心に大小含めて多くの大会が開催される。

 

・ネットライムの歴史上、最大級の大会の一つである「サイト対抗戦」が、シュガー氏主催のもと、09年に開催される。11年まで毎年開催されたが、ネットライムの過疎化が進んだ事も相まって18年まで休止。

 

 

---スマホと震災以降のSNS急速に普及--- 

 

 

《第4.5世代》12年~ 

・ライマー大幅に減少、水面下の活動が続く

 

 

【第5世代】14年~ 

・ライマー減少が止まらず、ネットライム自体どんどん規模が縮小されていった。かつての大手サイトや、個人サイトもレンタルサーバーのサービス終了により次々と消滅。数々の名バトルのログも消失した。

 

 

《第5.5世代》16年~

・ほぼ無くなってしまったネットライムサイトだが、リリック掲示板にてネットライムは存続していく。

そしてリリック掲示板の中心的存在だったイサオ氏がFSBを設立

ネットライム復活の起点となる。

 

 

【第6世代】18年~ 

MAGE氏がライムガルドを設立。

 

FSBを起点に集結したhundreadnoughtsが後継サイトとなるネットライムポータルを設立。

 

MAGE氏がサイト対抗戦を復活させる。

 

hundreadnoughtsによるtriple threat match(通称トリスレ)を開催。

 

ネットライムポータルやライムガルドが主体となりかつての盛り上がりをだんだんと取り戻していく。黄金期を過ごしたかつてのネットライマー達も次々と復帰。

 

 

---ツイッター交流も盛んに---

 

【第7世代】20年〜

LINEのオープンチャット機能を使った文面ラップが台頭。ネットライムとは違った特色を持つ文面ラップだがネットライムとクロスオーバーし、ネットライムの世界に脚を踏み入れる文面ラッパーも増えていく。

 

・ネットライムは旧世代の復帰と、新世代の流入で新旧入り混じり新たな局面を迎えた。